壱岐市立一支国博物館
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壱岐の人物伝情報

◇壱岐の人物伝カード紹介

山口麻太郎 /やまぐちあさたろう

生誕地
郷ノ浦町
分野
歴史
時代
近現代
生涯
明治24(1891)年 ~昭和62(1987)年
業績
山口麻太郎は、郷ノ浦町黒崎地区で生まれました。長崎通信伝習生養成所(ながさきでんしんでんしゅうせいようせいじょ)を卒業後、郷ノ浦町郵便局、台湾総督府民政部通信局、市町村雑誌社、対馬商船郷ノ浦支店などの仕事に従事する。大正10(1921)年に壱岐郡教育会主催の夏期講習において折口信夫の「民間伝承学」を聞き、柳田国男の民俗学に感銘を受け、柳田国男に入門し、民俗学について学ぶ。昭和8(1933)年に松永安左ェ門の支援を受けて私設で壱岐郷土研究所を開設し、郷土資料の収集・調査研究に没頭しました。研究の成果は「壱岐島の方言集」・「壱岐国史」・「壱岐国地名誌」などをはじめとした論文でまとめられています。昭和31(昭和6)年には、「昭和5年の郷土考古学界」の名で壱岐日報に論考として掲載し、一躍原の辻遺跡の存在を全国区へと導いた第一人者の一人です。

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