壱岐市立一支国博物館
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壱岐の人物伝情報

◇壱岐の人物伝カード紹介

松永安左ェ門 /まつながやすざえもん

生誕地
石田町
分野
産業
時代
近現代
生涯
明治8(1875)年 ~昭和46(1971)年
業績
松永安左ェ門は「電力の鬼」・「電力王」と冠されたこの人物で、現在の石田町印通寺浦で生を受け、少年期を壱岐で過ごしました。勉学のため壱岐を離れ、慶應義塾に通うが中退し、日本銀行や福松商会に勤めるも長続きせず、自分で会社を立ち上げ、途中浮き沈みはあったが一財産を築きました。特に近代日本の黎明を画するために電気事業に敢然と立ち向かう姿は、まさに「鬼」のようだったと云われています。戦後日本の復興は、”人心の高揚”と”エネルギーの拡大”にあると考え、その実現のために超人的精魂を傾けた。実際、今日の日本が世界の経済大国といわれる功績の一端を担っていたといえます。1971年(昭和46)に95歳で永眠しましたが、その業績を称え遺徳を偲ぶために全国の電カ会社や自治体等の協カにより生地である印通寺浦に松永記念館が建設されました。館内には生前愛用していた生活用品や書画、褒章、電力関係の品、屋外には福岡市で実際に走っていた路面電車が展示されています。

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