| 名所の詳細情報 |
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壱岐島の中央部に古墳はあります。古墳は、全長９１ｍ、後円部径４３ｍ、前方部幅３６ｍの長崎県最大の前方後円墳です。石室は、玄室と前室・羨道（せんどう）からなる複室構造（ふくしつこうぞう）で、全長１１ｍの横穴式石室（よこあなしきせきしつ）です。石室内からは、金製品、金銅製大刀柄頭（こんどうせいたちつかがしら）、馬具類、トンボ玉、日本最古の中国製二彩陶器（ちゅうごくせいにさいとうき）、新羅土器（しらぎどき）など、国際色豊かな遺物がみつかっています。古墳時代において、大陸との交渉に重要な役割を果たした壱岐の首長の墓であったと思われます。
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