| 名所の詳細情報 |
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壱岐島の西側、湯ノ本湾を望む標高約１００ｍの丘陵上に古墳はあります。墳丘（ふんきゅう）頂上部からは、天候が良い日などには対馬が見渡せるところから、対馬塚（つしまづか）という名称がついたものともいわれています。古墳は全長６５ｍの前方後円墳で、壱岐では双六古墳（そうろくこふん）に次ぐ大きさの前方後円墳です。石室は玄室と前室、羡道（せんどう）にわけて造られており、長さ１０．６ｍの複室構造（ふくしつこうぞう）の横穴式石室（よこあなしきせきしつ）になっています。墳丘の形態は、双六古墳と似た形態をしていますが、石室の構造や見つかっている遺物から双六古墳より古い時代に造られたものということがわかっています。
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