名所の詳細情報 |
大塚山古墳は、5世紀後半ごろに築造された直径14m、高さ2mの円墳です。壱岐には265基の古墳が残っていますが、その中でも最も古い古墳として隣接するに築造された俵山古墳とともに壱岐の古墳の始まりを知る上で貴重な遺跡です。石室は竪穴から入り横穴式の石室が広がる竪穴系横口式石室という構造をしています。国分・亀石地区に集中する古墳群は巨石を用いて石室を造っているのに対し、大塚山古墳の石室は小さな板石を何重にも積み上げて造っているのが特徴です。またこの古墳は、古墳が造られた山の麓にある安国寺の白華和尚が江戸時代に発掘調査を実施した古墳として有名です。
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