壱岐市立一支国博物館
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壱岐の名所情報

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 疱瘡(ほうそう)とは、当時の流行病であった病気のことで、現在ではほとんど見られなくなった天然痘のことをいいます。以前は致死率が高かったことから、かなり恐れられていました。現代的な治療法が確立されていなかった当時としては、何らかの信仰や祈りに頼らざるを得なかった。この石祠は、そんな民間信仰が盛んであったことを示す貴重な例です。石祠には「奉送神」を祀り、石祠に1700年(元禄13)、1712年(正徳2)、1713年(正徳3)の3つの年号が刻まれています。この石祠は少なくとも1700年(元禄13)には信仰されていたことがわかります。この石祠は壱岐島内の石祠の中でも最大級のものです。鳥居があって拝殿があり、一連の神社の形態を示しているが、拝殿は現在地域の公民館として使われています。またこの祭神は25神と極めて多いのが特徴です。

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