壱岐市立一支国博物館
文字の大きさ 小さくする 中くらいの大きさ 大きくする
リンクサイトマップTOPへ

TOP > 壱岐めぐり情報 > 壱岐の名所情報 > 壱岐の名所検索一覧 > 壱岐の名所紹介カード
壱岐の名所情報

観光名所詳細情報

名所の詳細情報
 真部路1号墳(円墳)は玄室と前室の一部だけが残る古墳です。おそらく羨道,前室、玄室からなる3室構造の横穴式石室だったものと思われますが、羨道部、前室(右側壁だけが残る)は消失しています。使用石材はすべて玄武岩を用いています。築造は石室の構造や石室内の出土品から古墳時代(7世紀代)と考えられています。本1号墳に隣接して4基の円墳があるが、いずれも盛土は消失しているものもありますが古墳の規模は小型のものが多くみられます。本古墳は在地の支配者〔有力者〕の墳墓だったと考えられています。『壱岐国続風土記』には「真布呂鬼屋」と記されており、、『壱岐名勝図誌』には「岩屋観音」と記されています。『壱岐名勝図誌』では、「本尊石体立像、長壱尺五寸、同観音坐像、長八寸二分。窟巳午向、桁壱丈、梁七尺九寸五分、高壱丈余。」という記録があり、玄室内には現在も江戸期の石仏2体と新しい1体の石仏が祀られていて、香華が絶えず、信仰の対象になっています。

閉じる