壱岐市立一支国博物館
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壱岐の名所情報

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 壱岐島北西部の複雑に入り組んだ湯本湾沿岸には、古来より保養地として知られる湯本温泉があります。湯本温泉は壱岐島における唯一の天然温泉で、伝説では「神宮皇后が三韓征伐の帰りに壱岐に立ち寄られた際に、路(みち)の傍らから自噴する温泉を発見し、引湯して入浴した」という伝説があります。『続・万葉集』では「僧行基が壱岐国分寺を建立するために来島し、しばしば入浴した」という記録が残っています。古来より温泉が自噴していたことが記録にありますが、1294(永仁2)年に大地震が起きてからはしばらく湯の出が悪くなったが再び湧き出し、徳川家康の頃に守護神として薬師如来を勧請し、徳川家光の時には温泉山医王院と呼んで15体の仏像を置いたとされる。このころの湯本には人家はほとんどなく1662(寛文2)年に役人であった山本甚左衛門清方が湯本湾の埋め立てを行って以来、人の移住が始まり、温泉としての開発が始まり現在に至っています。

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