壱岐市立一支国博物館
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 立石図書は、壱岐の戦国時代に終焉を告げるターニングポイントとなった人物です。中世の壱岐は次から次へと統治する者が変わる戦乱の時代が続いていました。島内でも平戸松浦氏を支持する勢力と対馬宗氏を支持する勢力との間で度々争いが起きていました。壱岐を統治していた日高氏は平戸の松浦氏を援軍として、対馬宗氏は肥前の龍造寺氏を援軍に向かえ、壱岐の浦海海岸で海戦が行われました。両軍が一歩も引かずの攻防が続いていましたが、結果を左右したのがこの立石図書の存在でした。立石図書は日高氏に仕えていましたが、対馬宗氏に仕える立石三河とはいとこ同士にあたり、その去就に注目が集まりました。その立石図書は、日高氏側に付き「浦海の合戦」は日高氏の勝利に終わりました。以後、壱岐は平戸藩に組み込まれ、壱岐の戦国時代に終わりを告げました。

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