壱岐市立一支国博物館
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 興神社は905年(延喜5)の勧請から1676年(延宝4)の橘三善による式内社の査定までの770年間は印鑰宮(いんにゃくぐう)大明神を祀ってありました。今でも境内に「印鑰宮」と書かれた鳥居石額が小さな祠(ほこら)に祀られています。”印鑰宮”とは「国司の印を納める庫の鑰(かぎ)を祀る社」といわれています。壱岐では8世紀代は芦辺町国分地区に壱岐国分寺が設置されていたことまでは分かっているものの、国府の位置は定かではありません。この「印鑰宮」ある湯岳周辺に国府が移った可能性が推測されています。近くには覩城もあることから、中世から近世にかけて重要な地であったことをうかがえます。また、石鳥居は藩主松浦鎮信(まつうらしげのぶ)公の奉献によるもので「鎮信鳥居」と呼ばれる反増(そりまし)が笠木の中心から反り上る特殊な型をしています。

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