壱岐市立一支国博物館
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 吉野家はもともと伊岐(いき)氏を名乗り、卜部の直系だといわれている家系の1つです。南北朝時代に南朝方(吉野家)に尽くした功績(こうせき)により、吉野性を賜ったと云われています。吉野家は江戸時代末期に3つに分れ、長男尚忠の後は勝本吉野家に、次男未定の後は箱崎吉野家に、三男末重の後は湯の本吉野家としてそれぞれ栄えました。秀政は次男未定の孫で箱崎の釘の尾に生まれ、父の後を受けて享保年間のころに宮司となり神職界で活躍した人物です。学問にも優れ、神道・和歌などでも多くの著名を残しています。中でも著名なのは『壱岐国続風土記』百十八巻で、1742年(寛保2)時の藩主松浦誠信(安静)の命を受けて壱岐島内の神社仏閣・産物・名所旧跡などをこと細かに情報収集し、弟政長の助成を得て完成しました。一部は現在でも壱岐市にて保管されています。

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