名所の詳細情報 |
八幡浦では、旧暦8月13日~15日の旧盆の夜7時から15m近くの一筋の大縄を引く行事があります。この行事は13日に子供・青年・壮年に分かれ、西から東に向かってカズラを一度曳きます。曳く行為は、先祖の霊を浦に迎える行為を示しています。14日の午後に前日曳いたカズラ綱に新しいカズラを加え、カズラ綱を東から西に返します。15日もカズラを加え、午後8時になるとこの3日間で使用した仏祭の道具(箸や紙など)を燃やす送り火の行為が行われます。カズラ綱の先端を子供たちが、中間を青年が、後方を壮年によって東から西へと曳かれます。その途中で送り火をした上を通り、もどってきた先祖の霊を送り出すといった精霊祭りが今も残っています。
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