壱岐市立一支国博物館

遺跡名・史跡名
原の辻遺跡(平成14年度高元地区)
遺跡名・史跡名(フリガナ)
はるのつじいせき(へいせい14ねんどたかもとちく)
所在地
長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触字高元
緯度
1h 1m 1.0s
経度
1h 1m 1.0s
面積
350
標高
11
地形
丘陵
種別
集落跡
時代
弥生時代
指定の有無
国指定特別史跡
資料所在地
原の辻遺跡調査事務所調査報告書第26集
調査地区(原の辻のみ使用)
高元地区
調査年度
2002年
遺跡の説明
遺跡は国指定特別史跡「原の辻遺跡」内の北側に位置します。調査では竪穴住居をはじめ、土坑や排水目的の溝が見つかっています。土坑の中でも側面がすべて熱を受けて変色した焼土坑が確認され、小規模の鍛冶炉があったと想定されます。また、丹塗土器だけが廃棄された祭祀土坑も見つかっており、重要な場所であったことが窺えます。遺物も小銅鐸の舌(銅鐸の音をを鳴らすもの)や鉄鏃、鉄製ヤリガンナ等の鉄製品や素材と考えられる棒状の鉄製品が出土しています。

参考文献
原の辻遺跡 (2003)

実測図

写真


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