壱岐市立一支国博物館

遺跡名・史跡名
原の辻遺跡(平成7年度大川地区)
遺跡名・史跡名(フリガナ)
はるのつじいせき(へいせい7ねんどおおかわちく)
所在地
長崎県壱岐市石田町石田西触字大川
緯度
1h 1m 1.0s
経度
1h 1m 1.0s
面積
553
標高
11
地形
丘陵
種別
その他(墓域)
時代
弥生時代
指定の有無
国指定特別史跡
資料所在地
原の辻遺跡調査事務所調査報告書第11集
調査地区(原の辻のみ使用)
大川地区
調査年度
1995年
遺跡の説明
 遺跡は国指定特別史跡「原の辻遺跡」内の南東側に位置します。調査では甕棺墓や石棺墓、土坑墓で構成された墓域が見つかっています。1号土坑墓からは385点のガラス小玉と鉄製ヤリガンナが出土しています。墓坑の周りには被葬者を祀る祭祀土坑が造られており、中からは鉄矛や鉄剣といった鉄器が納められていました。また遺跡内からは内行花文鏡(青銅鏡)片や銅釧なども見つかっています。出土品からこの墓域に埋葬された人が、原の辻集落で重要な地位にあったことが窺えます。

参考文献
原の辻遺跡 (1999)

実測図

写真


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