壱岐市立一支国博物館

遺跡名・史跡名
原の辻遺跡(平成17年度原地区)
遺跡名・史跡名(フリガナ)
はるのつじいせき(へいせい17ねんどはるちく)
所在地
長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触字原
緯度
1h 1m 1.0s
経度
1h 1m 1.0s
面積
300
標高
10
地形
丘陵
種別
集落跡
時代
弥生時代
指定の有無
国指定特別史跡
資料所在地
壱岐市文化財調査報告書第9集
調査地区(原の辻のみ使用)
原地区
調査年度
2005年
遺跡の説明
遺跡は国指定特別史跡「原の辻遺跡」内のほぼ中央に位置します。調査では祭儀場の周辺につくられた住居跡が多くみつかっています。また検出された土坑の一つからは炭化したコメが床面全体に広がっているのが確認されました。炭化米の中には茎の一部分も確認されており、コメを用いた祭祀が行われていた跡と考えられています。またⅩⅥ区の調査では、斜面を平坦にして生活しやすいように土地を改良した跡も見つかっており、弥生時代の造成技術の高さが窺えます。

参考文献
特別史跡 原の辻遺跡 史跡等総合整備活用推進事業に伴う遺構確認調査 原ⅩⅤ区・原ⅩⅥ区・高元Ⅲ区・高元Ⅳ区 石田大川604区・石田大川605-1区 (2006)

実測図

写真


閉じる