壱岐市立一支国博物館

遺跡名・史跡名
原の辻遺跡(平成7・8年度 不條地区河川改修調査)
遺跡名・史跡名(フリガナ)
はるのつじいせき(へいせい7・8ねんど ふじょうちくかせんかいしゅうちょうさ)
所在地
長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触字不條 
緯度
1h 1m 1.0s
経度
1h 1m 1.0s
面積
4,942
標高
7
地形
その他(河川)
種別
集落跡
時代
弥生時代
指定の有無
その他
資料所在地
原の辻遺跡調査事務所調査報告書第9集上巻 原の辻遺跡調査事務所調査報告書第9集下巻
調査地区(原の辻のみ使用)
不條地区
調査年度
1995~1996年
遺跡の説明
遺跡は国指定特別史跡「原の辻遺跡」の北側を流れる幡鉾川の河川内に位置します。調査では弥生時代の蛇行する河川の跡が見つかっています。河川には多くの遺物が廃棄されていました。廃棄された中には石製把頭飾や磨製石斧、石錐や碇石といった石製品や容器や機織器、ココヤシ笛や漆塗台付坏といった木製品が多く出土しています。中でも朝鮮系無文土器がまとまってみつかっていることから、原の辻集落に定住した渡来人の存在も窺えます。

参考文献
原の辻遺跡 幡鉾川流域総合整備計画に係る幡鉾川河川改修に伴う緊急発掘調査報告書 上巻 (1998)

実測図

写真


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