遺跡名・史跡名 |
 |
原の辻遺跡(平成10年度不條地区)
|
|
遺跡名・史跡名(フリガナ) |
 |
はるのつじいせき(へいせい10ねんどふじょうちく)
|
|
所在地 |
 |
長崎県壱岐市芦辺町深江鶴亀触字不條
|
|
緯度 |
 |
1h 1m 1.0s
|
|
経度 |
 |
1h 1m 1.0s
|
|
面積 |
 |
2,297
|
|
標高 |
 |
5
|
|
地形 |
 |
平地
|
|
種別 |
 |
集落跡
|
|
時代 |
 |
弥生時代
|
|
指定の有無 |
 |
その他
|
|
資料所在地 |
 |
原の辻遺跡調査事務所調査報告書第16集
|
|
調査地区(原の辻のみ使用) |
 |
不條地区
|
|
調査年度 |
 |
1998年
|
|
遺跡の説明 |
 |
遺跡は国指定特別史跡「原の辻遺跡」の丘陵の西側に位置します。調査では南北に走る排水機能を持った環濠や河道と丘陵の地形に沿った防衛機能を持った環濠が張り巡らされています。中でも南北に走る環濠は意図的に土手状の堰を設けており、水の流れを調整していたことが窺えます。環濠と環濠の間には多数の貯蔵穴が掘られ、交易によってもたらされたものが一時的に保管されていたものと想定されます。貯蔵穴はその役目を終えると、使わなくなった土器をまとめて廃棄する土坑(ゴミ捨て場)として再利用されていたことも判明しました。また船着場に近い立地から、朝鮮系無文土器や三翼鏃、五銖銭といった交易によってもたらされた遺物が多く見つかっています。
|
|
|