壱岐市立一支国博物館
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イベント紹介

イベント名 青色のニホンアマガエル 生体展示
開催場所  
イベント開催日 2020年8月23日(日)~8月24日(月)
主催  
概要 8月23日(日)から8月24日(月)の2日間、長崎県内で発見された、体の色が珍しい、青色の二ホンアマガエルの生体展示をおこないます。
長崎県生物学会会長であり、長崎女子短期大学教授である松尾公則先生のご協力を頂き、壱岐島で展示することが実現しました。
二ホンアマガエルは、外敵から身を守るため、周辺環境に応じて体の色を変えることができます。草地などでは緑色に、
沼地では黒や灰色、茶色などに変色します。今回、当館にて生体展示するニホンアマガエルは、青い体色で発見されたものです。
カエルなど両生類を研究している松尾公則氏によると、体色が青くなるのは、皮膚にある黄色色素胞が突然変異により欠失し、
虹色(青色)色素胞が前面に出てきたからとみられます。また、体色が目立つため、鳥などの外敵に狙われやすく、
時期的に冬を乗り越えた個体で、長く生きているのは珍しいとのことです。

■青色のニホンアマガエル 生体展示
 展示期間/令和2年8月23日(日)~8月24日(月)
 展示場所/1階 キッズこうこがく研究所
 観覧料/無料

◎青色のニホンアマガエル 確認状況
 採集日/令和2年4月29日       
 採集場所/長崎県西海市松島外郷外平 長崎バイオパークへ移譲
 採集状況/個人が自宅庭で作業中に草の上で発見
 体長と性/約4.5㎝の成体メス


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