壱岐市立一支国博物館
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テーマ展示紹介

展示名称 第67回特別企画展 老松山壱岐安国寺展
展示期間 2023年11月17日(金)~2024年1月8日(月祝)
展示会場 1階 テーマ展示室
概要 令和5年11月17日(金)より令和6年1月8日(月祝)の会期で、第67回特別企画展「老松山壱岐安国寺展」を開催いたします。
安国寺・利生塔は、室町幕府初代将軍足利尊氏と直義兄弟の開基で、元弘の乱以来のすべての戦没者の鎮魂と天下泰平を祈念し、
全国66ヶ国2島に設置されました。壱岐国においては、臨済宗の僧・無隠元晦の開山により、もとあった海印寺が壱岐安国寺に
あてられました。
全国の安国寺・利生塔は、尊氏・直義兄弟がこの世を去って以降は、中世、近世、明治維新と時代が下るにつれ、さまざまな
情勢により廃絶や主旨替えを余儀なくされましたが、壱岐安国寺は、紆余曲折を経ながら現在まで約700年間あり続けました。
その間、壱岐安国寺には二十八代にわたる住持の記録と様々な史資料が伝わりますが、それらの詳細は一部が判明しているだけで、
多くは知られていません。
2022年3月、応永年間の壱岐安国寺文書3点が、古文書学的価値づけによって、他の中世文書と併せて「壱岐安国寺の中世文書」と
してあらためて長崎県文化財に指定されました。
当展では、これを記念し、安国寺に伝わる文書や仏像、什物などを展示しながら、あらためて壱岐安国寺の沿革を
紹介していきます。また、これまであまり知られることのなかった歴代住持の偉業や活動、そして、壱岐安国寺設置時の
壱岐島情勢などにも迫ります。

■第67回特別企画展「老松山壱岐安国寺展」
 会 期/令和5年11月17日(金)~令和6年1月8日(月祝)
 場 所/一支国博物館 1階 テーマ展示室
 時 間/午前8時45分~午後5時30分
 休館日/毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、12月29日~12月31日
 観覧料/無料
 主 催/壱岐市立一支国博物館
 協 力/老松山壱岐安国寺
 後 援/壱岐市、壱岐市教育委員会、長崎県埋蔵文化財センター、壱岐市観光連盟


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