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6月23日(日)、特別講座「日本における木彫仏の成立と展開」を開催しました。 講師は、福岡市美術館 学芸員 宮田太樹氏です。 日本では国土の3分の2が森林と言われており、現存する仏像(指定品)の90%以上が木彫とのことで、 いかに日本人にとって木が重要な存在であるかを知ることができます。 今回の講座では、仏教伝来以前と飛鳥、奈良、平安以降の時代変遷でみられる、木彫仏の主流となった造像方法や 信仰などをとてもわかりやすく解説頂きました。 また、壱岐市内のお寺やお堂で大切にされている木彫仏もご紹介頂きました。身近な仏像を知ることで、 地域の文化財に親しみを持つ心が生まれる、大変ありがたい講座となりました。
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