壱岐学講座リポート 『甲子夜話』と「資始の甲冑」 (2017.03.12更新) |
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3月12日(日)、平成28年度として最終回の壱岐学講座を開催しました。テーマは、『甲子夜話』と「資始の甲冑」です。 講師を当館 須藤正人館長が務めました。 平戸松浦家第34代・第9代平戸藩主 松浦 清(静山)が、1821(文政4)年、甲子の夜に起筆した随筆集『甲子夜話』。 全278巻から成り、政治や故実、学問、民俗、うわさなどについて幅広く記されています。 この『甲子夜話』に記述された「資始の甲冑」について、今回は防具の詳細ならびに、「資始」の言葉の意味を 解説いたしました。 今年度4月に当館にて開催した特別企画展「平戸松浦家と対馬宗家の家宝展」でも資始具足の展示が許され、 壱岐島で公開させて頂きました。当時、展示室でご観覧になった方も大変多く、平戸藩と資始具足について、 あらためて深く学びを深めて頂きました。
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