【夏のいきはくサイエンスリポート】身近な昆虫採集 (2017.08.16更新) |
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夏休みも終盤といったところです。8月16日(水)、「身近な昆虫採集」を開催しました。 講師は、長崎大学教育学部准教授/博士(学術) 大庭伸也氏です。大庭先生には、当館でも数年前より 夏休みにはご来島頂き、昆虫採集イベントでご指導を頂いております。 今回の研究テーマは「セミのぬけがら調べ」「アリジゴクの観察」です。前半は、博物館外へ出かけて 木やアスファルト、葉などについているセミのぬけがらを集めたり、成虫を採集しました。 壱岐ではクマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシ、ヒメハルゼミの 6種が確認されているということです。大庭先生が、鳴き声の音声比較も示して下さいました。 ちなみに、博物館周辺では、アブラゼミとクマゼミが多いという本日の調査結果でした。 後半は、博物館へ戻ってアリジゴク観察です。ウスバカゲロウの幼虫をアリジゴクと呼んでいますが、 大人の小指より小さな幼虫たちが大変美しい巣穴をつくり、餌となるダンゴムシやアリを引き込んでいく姿に、 子どもたちからは歓声が上がっていましたよ!
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