| 特別講座リポート 茶人 松永安左エ門 耳庵翁の茶道具蒐集 (2017.09.24更新) |
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9月24日（日）、特別講座「茶人・松永安左エ門 耳庵翁の茶道具蒐集」を開催しました。
講師は、福岡市美術館 主任学芸主事 後藤 恒氏です。壱岐が生んだ偉人である松永安左ェ門は、
戦後の電力再編事業に尽力し、現在の電力体制の基を築いた重要人物です。一方で、古美術コレクターとしても名高く、
後藤氏がお務めになっている福岡市美術館には、松永安左ェ門が収集した貴重な茶碗や壺など
国重要文化財を含む300点以上が収蔵されています。
今回の講座では、冒頭にて、昭和25年にNHKラジオ「朝の訪問」にて放送された貴重な肉声をご紹介頂きました。
また、「電力の鬼」と呼ばれるに至った生涯と共に、茶人としての歩みを
じっくりご紹介いただきました。福岡市美術館を中心とした松永コレクションを写真で紹介しながら、
収集にいたる裏話やエピソードにも触れた内容ということで、茶人としての
姿をあらためて学ぶ機会となりました。
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