壱岐学講座リポート 「朝鮮通信使迎接所絵図」発見秘話 (2018.03.11更新) |
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3月11日(日)、当館須藤正人館長による壱岐学講座「『朝鮮通信使迎接所絵図』発見秘話」を開催しました。 昨年10月、ユネスコの「世界記憶遺産」に日韓の民間団体が共同申請されていた 「朝鮮通信使に関する資料」111件333点が、みごと認定登録されました。 壱岐では大変幸運なことに、たった一点、「朝鮮通信使迎接所絵図」が伝存されており、 昨年、壱岐市に寄贈されました。 朝鮮通信使は、朝鮮国王が、徳川将軍家の代替わりごとの慶賀に派遣された外交使節団です。 壱岐・勝本浦には往路11回、帰路8回入港しています。 壱岐に伝存された史料 「朝鮮通信使迎接所絵図」には、使節団をもてなすために、平戸藩の松浦家が勝本に建てた 迎接所の建物配置や部屋の役割などが記されています。 須藤館長は、この貴重な史料の所有者とのご縁があり、発見することができた張本人です。 発見当時の秘話と、史料の大切さについて語る講座となりました。
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