【いきはくサイエンス】路傍の植物(夏)そして押し花へ・・・ (2018.08.17更新) |
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8月17日(金)、いきはくサイエンス「路傍の植物(夏)そして押し花へ…」を開催しました。 講師は、壱岐「島の科学」研究会 会長 山内正志氏です。 博物館周辺の森などを散策して、夏の植物を見学・採集しました。 講師からはとても分かりやすい解説を たくさん頂きました。「タカサゴユリは、道路工事に伴い、新しい住処を探して映っていく。博物館周辺に 大変増えてきたので、もしかすると今壱岐の中で一番済みやすい地域かもしれません。」「ハゼの木は、 枝から出る白い汁に注意。かぶれます。実からロウソクを作るんですよ。」「植物の名前にヤブとかイヌ、 モドキ、カラスなどが付いていたら、ニセモノという意味ですよ。」「毒草は薬草。薬草は毒草です。」 「コマツヨイグサやハマエノコロは、もともとは海浜植物です。博物館周辺に自生したということは、 海辺から砂が運ばれたのでしょうね。」「この時期に生えない植物も、いま見られるということは、 温暖化の影響でしょう。」 採集した植物は持ち帰って、標本作りのため丁寧に新聞紙に挟みました。明日から毎日、水取り紙を 替えながらしばらく重しを載せていると美しい標本が完成するそうですよ!
■見学・採集できた植物 アカメガシワ、イヌビワ、コナラ、タカサゴユリ、ハゼ、ヤマモモ、フウトウカズラ、ナツヅタ、 カクレミノ、ヤツデ、ベニシダ、タラの芽、ムベ、タチシノブ、ホラシノブ、ヤマハギ、イヌホオズキ、 カラスウリ、マメヅタ、ヘクソカズラ(サオトメカズラ)、ヨウシュヤマゴボウ、クサギ、センニンソウ、 シャシャンボ、ノイバナ、エノコログサ(ネコジャラシ)、ヨメナ、オオアレチノギク、コマツヨイグサ、 ヨモギ、クズ、カラスウリ、ナワシロイチゴ、ヒメジョオン、ハマエノコロ、ルリハコベ、オニノゲシ、 デイゴ、サルスベリ
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