【しまごと芸術祭2018】音楽祭Cいきはく弦楽の夕べ (2018.11.07更新) |
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11月7日(水)、特別企画展「しまごと芸術祭2018」音楽祭「いきはく弦楽の夕べ」を開催しました。 出演は、長崎県初のプロ室内オーケストラ 長崎OMURA室内合奏団から、池田 文子さん(ヴィオラ)、 森下 香蘭さん(ヴィオラ)、田辺 清士さん(チェロ)、亀子 政孝さん(コントラバス)です。 前半では、「愛の挨拶(エルガー)」、「主よ、人の望みの喜びを(バッハ)」、ヴィオラとチェロ、 ヴィオラとコントラバス、チェロとコントラバスの心地よい二重奏など、クラシック音楽に親しむ構成です。 後半は、「鉄腕アトム」「少年時代」などジャンルレスな名曲と、「リベルタンゴ」などタンゴの名曲、 「チャールダーシュ」で弦楽の早弾きに客席は魅了されました。 亀子さんからは、「調やリズムを編曲すると曲の雰囲気がガラリと変わるのでおもしろい。」 「生演奏を聴くと、空気がふるえる感じがする。楽譜を書いた人の思いに共感することもできる。」など、 ヴィオラ、チェロ、コントラバスという貴重な組み合わせの弦楽四重奏やクラシックの魅力、 楽しさを伝えてくださる機会になりました。
●長崎OMURA室内合奏団 長崎県央に位置するシーハットおおむら(さくらホール)を拠点に、プロの室内オーケストラとして、 県内在住及び出身演奏家等を中心に2003年結成、迫昭嘉(ピアノ)を音楽監督として始動。2009年より アーティスティック・アドヴァイザーに松原勝也(ウ゛ァイオリン)を迎え、さらなる演奏力や 音楽性の向上に努めながら質の高い室内オーケストラを目指している。 2004年4月の正式発足以来、県内各地でコンサートを展開し2005年に韓国において初の海外公演を成功させる。 2008年、12年には世界的チェリスト“アントニオ・メネセス”、ヴィオリスト“今井信子”とも共演。 青少年育成事業として、スクールコンサートや弦楽セミナーも積極的に行っている。 2015年5月に紀尾井ホールにて東京公演を開催。第25回長崎県地域文化章受章。シーハットおおむらの 平成22年度「地域創造大賞(総務大臣賞)」受賞にも大きく寄与した。平成26年度「県民表彰優良団体(教育文化)」を 受賞。2015年第2回JASRAC音楽文化賞受賞。2018年より認定特定非営利活動法人長崎OMURA室内合奏団となる。 2018年9月には初の福岡公演をFFGホールで開催。
(写真左より)亀子 政孝、池田 文子、森下 香蘭、田辺 清士
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