壱岐学講座リポート 壱州歎仏について (2018.10.07更新) |
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10月7日(日)、壱岐学講座リポート「壱州歎仏について」を開催しました。 講師は、当館ボランティアの会 喜多 正さんです。 歎仏とは、仏さまを称え、大勢の僧侶が一斉に節をつけて仏名を唱える仏教音楽のことです。 特に、壱岐では「壱州歎仏」と呼ばれ、毎年11月に市内ほとんどのお寺で、独特の節やリズム、 音調でおこなわれており、日本唯一とのことです。黄檗式のお経や鳴り物(楽器)を使っておこなわれることから、 今回の講座では、まず成り立ちに触れ、また、黄檗宗と壱岐市内の専念寺でおこなわれている歎仏の比較を、 録音と写真で比較されました。 壱岐の歎仏に耳なじみのある受講者からは、他の地域の比較がとても新鮮であったなど、 驚きの声も聞かれました。また、日本唯一の文化をあらためて大切にしなければならないといった感想も多くいただきました。
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