壱岐学講座リポート 壱岐の郷土刀 (2019.01.13更新) |
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1月13日(日)、壱岐学講座「壱岐の郷土刀」を開催しました。講師は、当館 須藤正人館長です。 現在開催中の特別企画展「平戸藩の名刀展」の関連講座です。刀に関連し、鉄といえば、壱岐島内のカラカミ遺跡からは、 弥生時代の鉄生産工房跡が発見されています。このことにも触れつつ、刀剣の時代や地域区分について、壱岐市指定文化財である 打刀「壱岐国」の銘が刻まれた打刀や短刀、薙刀、脇差などを解説頂きました。 平戸には、古刀期に29人、新刀期に30人の刀鍛冶が存在し、活躍したたそうです。小さな島国・壱岐にも平戸由来の鍛冶は伝わり、 記録にも残されています。今後も、壱岐での刀鍛冶の活動記録が明らかになり、貴重な刀剣が現存することに 大きな期待が持たれます。
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