特別講座リポート 松浦熈公と意野曲尺助−大野曲尺・挟尺について― (2019.11.17更新) |
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11月17日(日)、特別講座「松浦熈公と意野曲尺助−大野曲尺・挟尺について―」を開催しました。 講師は、公益財団法人 平戸市振興公社平戸城 施設長・学芸員の浦部知之氏です。 測量家の伊能忠敬が手掛け、その精度が高く評価されている「大日本沿海輿地全図」。その偉業を支えた 平戸由来の測量器具がテーマとなった今回の講座です。 平戸で測量器具を三代にわたり製作する職人・大野家が手掛けた「曲尺(かね)」「挟尺(はさみじゃく)」。 精度の高さゆえ、第10代平戸藩主 松浦熈(まつらひろむ)公から平戸の大工である意野曲尺助(こころのかねすけ)に 下賜されました。 この測量器具について、特徴や精度の高さ、当時の情勢や伊能忠敬の平戸領測量状況など、多角的に解説頂きました。
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