壱岐学講座リポート「壱岐自然塾 活動報告〜野鳥、植物、両生類〜」 (2021.10.10更新) |
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10月10日(日)、壱岐学講座「壱岐自然塾 活動報告〜野鳥、植物、両生類〜」を開催しました。 講師は、壱岐自然塾 代表の永村春義氏です。壱岐自然塾は、壱岐市内でみられる動植物の生息状況を調査記録する団体です。 今回の講座では、近年特に注力している長崎県天然記念物のスキヤクジャクやカスミサンショウウオなどの生息・自生の 調査記録、そして、壱岐島に飛来する渡り鳥の観察記録などをご紹介頂きました。 動植物の調査には、調査期間や時間帯、場所、天候、観察方法や調査人数などを細かに記録し、積み上げて、 みえてくる結果があります。たとえば、その場所に鳥が生息し、その場所に観察する人間がいなければ、その鳥の存在に 気づくことはありません。 動植物と人間のタイミング、出合いがあることが大切で、また、その動植物に関心をもつこと、自分が住んでいる県や市の 花鳥などを小さな頃から教え伝えていくような自然環境教育、知識欲の向上を醸成する取り組みが大切だと話されました。
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