壱岐学講座リポート 西国三十三ヶ所巡りの旅 (2021.12.05更新) |
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12月5日(日)、壱岐学講座「西国三十三ヶ所巡りの旅」を開催しました。 当講座へ登壇されることを目標に療養を続けておられた山西實氏が遺して下さった資料をそのままに、 河合恭典副館長が代理をつとめました。 山西氏は、当館ボランティアの会に在籍する小嶋武廣氏のご先祖で、江戸時代後期の人物である小嶋音松さんが、 西国三十三ヶ所を巡礼された際に遺された納経帳をもとに、音松さんが歩まれた順路をたどられました。 現代と比較すると交通の利便性も低く、徒歩で巡礼された音松さんの健脚ぶりにも驚かされつつ、 巡られた寺院やお堂の写真を多用し、音松さんと一緒に西国三十三ヶ所を巡る疑似体験をして頂けるような講座内容となりました。
山西實先生。これまで、本当にありがとうございました。心より、ご冥福をお祈りいたします。一支国博物館職員一同
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