特別講座リポート 肥前名護屋城と壱岐勝本城 (2022.04.24更新) |
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4月24日(日)、特別講座「肥前名護屋城と壱岐勝本城」を開催しました。 講師は、佐賀県立名護屋城博物館 学芸課長の武谷和彦氏です。 文禄・慶長の役において天下人・豊臣秀吉の御座所となった肥前名護屋城と壱岐勝本城について学ぶ講座です。 いずれの城も、朝鮮半島にいたる中継拠点として、重要な役割を果たしました。今回の講座では、立地や築城時期、 規模や廃城の時期などの概要をはじめ、発掘調査や整備状況といった現在進行形の解説まで、幅広い情報が紹介されました。 勝本城(現在は本丸跡の石垣を遺す)があたりまえに在ると体感してきた壱岐市民にとって、専門家の解説は学びを深める 良い機会となったに違いありません。受講者の年齢も幅広く、関心の高さを伺えました。 また、肥前名護屋城の存在については、対岸にありながらあまり知らなかったという市民も多かったようです。 絢爛豪華な城構えにこだわりの茶室も構えた秀吉に想いを馳せる、肥前名護屋城にも親しめる講座となりました。
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