壱岐学講座リポート 彫刻家・小金丸幾久 その彫刻家人生と作品紹介 (2022.06.05更新) |
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6月5日(日)、壱岐学講座「彫刻家・小金丸幾久 その彫刻家人生と作品紹介」を開催しました。講師は、当館 副館長・河合恭典です。当館では、令和3年11月12日(金)より令和4年1月3日(日)の会期で第57回特別企画展 「彫刻家 小金丸幾久展」を開催し、壱岐市民の皆様を中心に、多くの皆様にご来場いただきました。今回の講座では、 当企画展で展示した作品の一部を紹介すると共に、1915年(大正4)に壱岐で生まれた小金丸幾久氏の、誕生・上京、 修行時代、彫刻家としての独立、彫刻家としての立身、真の芸術家としての追求について、彼の人生を紐解いていきました。 戦時中の創作活動の苦労、忍耐強い芸術活動が花開いたとき、晩年に「土」に対して抱いた憧れと欲求など、長い彫刻家人生の 節目となる出来事にも触れました。また、壱岐市内で気軽に観ることができる小金丸幾久作品も写真で紹介しました。 20年も経たず、残念ながら閉館した彫刻家・小金丸幾久記念館ですが、当館では、引き続き、小金丸幾久作品を3点、 館内にてご観覧頂けます。ご来館の際には、ぜひともご覧ください。
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