特別講座 衣の地産地消を目指して (2022.08.21更新) |
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8月21日(日)、特別講座「衣の地産地消を目指して」を開催しました。講師は、豊前小倉織研究会の平山路子氏です。 昔は全国どこでも綿花など植物を栽培したり、養蚕をおこない、糸にかたちを変え、藍をはじめとしてさまざまな色に染め、 布に織っていく手仕事をおこなっていました。今回の講座では、綿のさまざまな種類や特徴、壱岐でもみられる草木花の種類などを 座学で解説して頂き、実践として、摘み取った綿の繊維が細い糸になるまでの過程を、綿繰り(綿の種と繊維を分離させる)、 綿打ち(繊維をほぐす)、糸紡ぎ(糸車を使い、よりをかけ糸にする)の3つの工程で体験して頂きました。 布も糸も便利に量産されている現代ですが、手間をかけていくつもの工程を経てようやく糸のかたちになっていくという 昔の人たちの苦労を体感した受講者も多かったようです。
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