特別講座リポート 福井洞窟ミュージアムの挑戦 ―洞窟遺跡日本一のまち佐世保の未来― (2022.10.23更新) |
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10月23日(日)、特別講座「福井洞窟ミュージアムの挑戦 ―洞窟遺跡日本一のまち佐世保の未来―」を開催しました。 講師は、佐世保市教育委員会文化財課主査・蜩c裕三氏です。 佐世保市にある福井洞窟は、旧石器時代細石刃文化期から縄文時代(19,000〜10,000年前)の生活の痕跡を伝える貴重な遺跡です。 旧石器時代を今に伝える洞窟遺跡としては、全国で唯一の国指定を受けています。 今回の講座では、再発掘調査で最大約6m下まで掘り進められた現場の様子も動画で映し出されました。最新科学分析を通じて、 当時の年代や環境変動にも適応していく人類の暮らしぶりの変化についても明らかとなっています。 2021年に開館した福井洞窟ミュージアムでは、遺跡の特徴や成り立ち、当時の暮らしなどを3つのゾーンから学ぶことができます。 まだまだ謎を秘めた旧石器時代から縄文時代にタイムスリップできる、楽しいミュージアムへぜひ足を運んでみて下さい。
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