特別講座リポート 今に伝わる地名から古代の壱岐を探る 空白の200年 〜5、6世紀の壱岐と物部氏 (2023.04.23更新) |
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4月23日(日)、特別講座「今に伝わる地名から古代の壱岐を探る 空白の200年 〜5、6世紀の壱岐と物部氏」を開催しました。 講師は、当館河合恭典副館長です。 弥生時代の壱岐島は、一大集落「原の辻」が東アジア諸国との交易の中継地として大いに栄えましたが、その原の辻が解体し、 古墳が島内に点在して造営されるようになるまでの約250年間というのは、あまり状況が明らかとなっていません。 この空白の250年について、一面的に探っていく今回の講座です。重要となる人物は、古代の最大豪族といわれる物部氏です。 壱岐には物部氏に関連する名称として、江戸時代の村名をはじめ、現代にも伝えられていますが神社名、地名などが 多く存在しているのでは…と解説しました。 これまで気にも留めなかった地名や社名などに、一面的ではありますが、光を当てることのできた、浪漫あふれる 講座内容となりました。
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