【いきはくサイエンス2023】@いきのいきもの 魚サカナ (2023.07.23更新) |
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7月23日(日)、いきはくサイエンス「いきのいきもの 魚サカナ」を開催しました。講師は、環境省希少野生動植物種保存推進員の 深川元太郎氏です。 深川氏は、当館主催の夏休み行事で、ほぼ毎年、海や川の生物観察会の学習指導を頂いております。 今回の調査場所は、壱岐島中央部に位置する初尾川です。この川は、壱岐島で一番大きな川である谷江川の上流域となります。 本日の観察結果は、魚、エビ、昆虫、その他に分類され、全18種類でした。絶滅危惧種のドジョウやカワヨシノボリ、 スッポンも見つかりました。 深川氏からは、一生を淡水で過ごす生物と海を経由する回遊性生物がいること、長崎県内の各地域と比較して壱岐島に 多く生息する生物がいること、地球温暖化や河川工事などで生物が過ごす環境に変化があること、家で魚などを飼いたいときの ポイントなどが、わかりやすく伝えられました。 川の生物も人間と同じで、家(生息場所)は決まっています。生息環境を大切にする心も養うことができた、いきはく サイエンスでした。
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