【いきはくサイエンス2023】Aいきのいきもの 虫ムシ (2023.07.07更新) |
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7月29日(土)、いきはくサイエンス「いきのいきもの虫ムシ」を開催しました。講師は、長崎大学人文社会科学域(教育学系) 准教授の大庭伸也先生です。 一支国博物館にもほど近い原の辻遺跡の湿地に生息している生きものを採集して、名前を調べてみるということで、 19種類の生きものを確認することができました。 大庭先生からは、今回観察できた生きものの生息場所や産卵、体つきなどの特徴と共に、「田んぼはお米を作る場所だが、 生物多様性を保全する場所でもある。乾田化すると水生昆虫の生きる環境が少なくなっていく。」「ガムシなどは、 90年代に壱岐にもたくさん生きていたが、かなり減っている。」といった環境についての解説も頂きました。
■確認した生きもの(採集場所:芦辺町深江鶴亀触) ヒメガムシ、キイロヒラタガムシ、トゲバゴマフガムシ、チビゲンゴロウ、コツブゲンゴロウ、なぞの小さいガムシ、 タイコウチ、ヒメアメンボ、コミズムシの仲間(フウセンムシ)、アカムシ、ボウフラ、ケラ、カワニナ、アマガエル、 ヌマガエル、ヤゴ、トノサマバッタ、ショウリョウバッタ、クビキリギリス
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