壱岐学講座リポート 壱岐の古文書を読み解く4 (2023.07.09更新) |
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7月9日(日)、壱岐学講座「壱岐の古文書を読み解く4」を開催しました。講師は、当館ボランティアグループの松崎靖男氏です。 松崎氏は、壱岐古文書解読会の会長としてもご活躍で、日々、壱岐のさまざまな文献史料を読みながら、新たな視点で 壱岐の歴史を紐解いていくことをライフワークとされています。 今回の講座では、江戸時代に編纂された地誌『壱岐国続風土記』に記された内容に着目しました。壱岐島の行政区割では、 700年代に国から2郡にわかれ、1800年代に全体として壱岐郡、2000年代に全体として壱岐市となった変遷から振り返りつつ、 江戸時代の壱岐での地名についてその由来や特徴などをわかりやすく解説して頂きました。 また、「壱陽五ヶ本寺」に挙げられていた寺のうち、消えてしまった寺についてその経緯や理由なども説明して頂きました。 古文書は始めからすらすらと読み解くことは難しいですが、今回の講座で講師と共に読み進めることで、古文書の世界に 触れることができたという受講者も多かったようです。
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