特別講座リポート 古文書で見る壱岐のすがた (2023.08.21更新) |
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8月20日(日)、特別講座「古文書で見る壱岐のすがた」を開催しました。講師は、壱岐市教育委員会社会教育課文化財班の 立石徹主事です。江戸時代には、幕府が各国へ地図作成を命じており、その絵図には郡境や主要道路、石高などの情報も 記されました。今回の講座では、江戸時代の3つの国絵図(正保国絵図、元禄国絵図、天保国絵図)について特筆すべき点の 解説を頂きました。3つを比較すると見えてくる、たとえば米の生産量の上昇については、新田開発の成果につながっている 点などが明らかになりました。 地域の図書館などに所蔵されている文献を実際に手に取ってみたり、インターネットで公開されているデジタルアーカイブを 閲覧して見たり、案外、古文書に親しむ機会とは身近にあるものだと気づかせて頂く楽しい講座となりました。
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