特別企画展「老松山壱岐安国寺展」開幕! (2023.11.17更新) |
|
|
11月17日(金)、第67回特別企画展「老松山壱岐安国寺展」を開幕しました。壱岐市芦辺町深江栄触に所在する壱岐安国寺は、 室町幕府初代将軍足利尊氏・直義の兄弟の開基により、全国68ヶ寺に設置された安国寺のひとつです。さまざまな情勢のなか、 紆余曲折を重ねながらも約700年間、同じ場所に在り続けます。 当展では、2022年3月、応永年間の壱岐安国寺文書3点を含む「壱岐安国寺の中世文書」が、あらためて長崎県文化財に 指定されたことを記念し、同史料をはじめ、ご本尊の両脇に坐する掌善童子・掌悪童子の像、「白華和尚」として知られる 第二十四世観翁和尚が多彩に手掛けた黒楽釉陶器、木製の自刻坐像、銅製龍・獅子像など、時代も作品も幅広く 約40点の史資料を展示しています。 あまり知られることのなかった安国寺の歴史や、歴代住持の活動に光をあてる企画展です。企画展の観覧と共に、 当館よりほど近い(車で5分ほど)、安国寺獅子窟へのご参拝につきましても、ご案内申し上げます。
|
|