【特別企画展「壱岐の自然展U」関連企画】いきはくサイエンス「いきのいきもの[菜]」 (2024.03.23更新) |
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3月23日(土)、特別企画展「壱岐の自然展U」関連企画として、いきはくサイエンス「いきのいきもの[菜]」を開催しました。 講師は、元・壱岐「島の科学」研究会会長の山内正志氏です。 あいにくの小雨模様でしたが、博物館周辺の野山へ出かけて、自生した食べられる植物(食草)と、反対に食べると危険な植物に ついて、実地で解説を聞きながら、食草を採集していきました。 野山では、ホウロクイチゴ、ツルグミ、ヨモギ、ノビル、ハマダイコン、ツクシなど一人当たり約10種類は採集できたようです。 博物館へ持ち帰り、山内先生による細かな見分けをして頂き、きれいに水洗いして、天ぷらやおひたしにしました。 山内先生からは、「春の植物は、その独特な苦みを味わうため少量で頂くことをおすすめします。」「春の野山で10種類の 異なる植物を見つけてみましょう。すると、植物に愛情を持つ心が芽生えると思います。」とのアドバイスを頂きました。
◎壱岐で食べられる春の植物(一部) ギシギシ(葉の部分)、ツルナ、菜の花、セリ、ハマゼリ、タラ(芽)、ヨモギ、ノボロギク
◎壱岐の有毒植物の例(一部) ヤツデ、ウマノアシガタ、センニンソウ、キケマン、南天、アセビ、トウダイグサ、紫陽花
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