特別講座リポート 淡水エビの話 〜壱岐島で発見された新種の淡水エビ「イキシマカワリヌマエビ」〜 (2024.07.21更新) |
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7月21日(日)、特別講座「淡水エビの話 〜壱岐島で発見された新種の淡水エビ『イキシマカワリヌマエビ』〜」を開催しました。 講師は、長崎県環境アドバイザーで西部環境調査株式会社の中原泰彦氏です。中原先生は水中生物がご専門です。 学名を『Neocaridina ikiensis Shih,Cai,Niwa&Nakahara,2017』、和名を『イキシマカワリヌマエビ』と命名された新種は、 2013年12月に壱岐市内で実施された、長崎県内の希少動植物に関するモニタリング調査において、中原先生が発見しました。 壱岐市内では3か所で生息確認されていること、からだの大きさや色などの特徴、昨年の水害で個体数が大きく減少していることなどの 解説を頂きました。会場には、イキシマカワリヌマエビの貴重な生体展示もあり、解説と実物の見学を通じて、壱岐島内や長崎県内の 淡水エビの生息について現状を知る機会となりました。
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