ワークショップリポート わら草履、ひも草履づくり (2024.08.06更新) |
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8月6日(火)、ワークショップ「わら草履、ひも草履づくり」を開催しました。講師は、当館の河合恭典副館長です。 お盆時期にお墓へ小さなわら草履を手向ける風習にちなんで、細長くカットした布地を草履状に手編みしていくワークショップ です。編み始めの部分が特に複雑で、苦戦する方も多かったのですが、徐々に慣れて、「次はどの色のひもにしようかな」 「コツを覚えると楽しいですね」といった声も聞かれました。 今回は、鼻緒の部分も簡単なつくりで体験して頂きましたが、わら草履を履いていた時代には、わらを均等にたたいて 平らにしたり、足の指に挟んで編んでいた、そして履きつぶすたびに新しいわらで草履編みをしていた…といった壱岐の古参の話も あります。昔々の方々の丁寧な技に少しだけ触れることのできる機会となりました。
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