壱岐学講座リポート 渡り鳥の中継地・壱岐 (2024.10.06更新) |
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10月6日(日)、壱岐学講座「壱岐生き鳥日記2 渡り鳥の中継地・壱岐」を開催しました。講師は、壱岐市内各所で 野鳥観察を細かに続けている大川典子氏です。 この10年間では、270種類の野鳥を観察したとのことです。今回の講座では、「内海湾の水鳥」「清石浜の水鳥」「田畑に飛来する鳥」 「森や林に飛来する鳥」に分類し、111種類の野鳥について写真を見ながらご紹介頂きました。どんな環境でどんな季節にみられるのか、 目のまわりや羽根の模様、体長、鳴き声など、特徴についても細かに解説が添えられました。 大川氏は、「野鳥たちには、偶然通りかかって出合うことができるので、奇跡だと思う。そして、壱岐の島で300近くの野鳥が見られる。 かけがえのないこと。」と伝えてくださいました。 四季を通じて、同じ場所で時間を変えながら、野鳥のみを観察していく。誰もが真似できることではありません。 大川氏が積み重ねれてこられた貴重なフィールドワークの記録に、受講者からは「日々の生活へ、新たな発見や楽しみを頂いた。」 「野鳥を見る興味や関心が生まれた。さっそく自宅周辺で観察しよう!」といった声がありました。
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