特別企画展「壱岐の元寇展 伝・説・語」終了 (2025.02.24更新) |
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12月25日(水)から令和7年2月24日(月祝)まで、第72回特別企画展「壱岐の元寇展 伝・説・語」を開催しました。 当企画展では、2度の元寇に遭った壱岐島における元軍侵攻ルートについて、河合恭典当館副館長による踏査成果を、巨大な壱岐島地図上にて 発表することができました。 そして、壱岐出身の直木賞作家である故・白石一郎氏の生原稿を特別展示することが実現致しました。氏の描く蒙古襲来作品の一節を大きなバナーとして 展示し、来場者もしっかりと読み進めながら、白石一郎氏の世界観を感じとった様子です。 関連講座として、11月17日には河合恭典副館長による「壱岐の中世(鎌倉時代)〜元寇ものがたり」、12月15日には長崎県埋蔵文化財センター 調査課・片多雅樹係長による「長崎県における水中遺跡の調査」、そして、1月26日には、國學院大學研究開発推進機構・池田榮史教授による 「文永の役750年特別講演『モンゴル襲来の考古学研究最前線』」を開講しました。 いずれの講座も、壱岐市内外より多くの受講があり、元寇に対する関心の高さが伺えました。同じく、1月29日ならびに2月22日に実施した 特別企画展ギャラリートークにも多くのご参加を頂きました。 日本の歴史上に残る重要な出来事「元寇」について学びを深め、「壱岐の元寇」の歴史を新しく切り開く、貴重な特別企画展となりました。
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