【いきはくサイエンス2025】Bいきのイキモノ(海) (2025.08.02更新) |
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8月2日(土)、いきはくサイエンス「いきのイキモノ(海)」を開催しました。講師は、環境省希少野生動植物種保存推進員の 深川元太郎氏です。博物館からバスで出かけて、壱岐島の最北部・串山海水浴場の岩場にいる海の生物を観察しました。 満ち引きでできた潮だまりには、一見すると何もいないように見えますが、岩壁などをよく観察してみると、小さな魚やエビ、 貝などがたくさんいることに気づきました。 深川先生からは、海中、潮だまり、海水の飛沫部分、陸地によって、生息する生き物の種類も異なるという点、今日観察した生き物のなかで 南からやってきており寒さが苦手なので冬は越せない種類もいる、などその場でわかりやすく解説をして頂きました。 全国的に絶滅に瀕した生物が、自然豊かな壱岐島ではしっかり観察できることもあり、あらためて自然環境を本来の姿で保つことの大切さを、 子どもたちへ伝える機会となりました。
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