【展示替えニュース】長崎県壱岐市×兵庫県朝来市歴史文化比較交流展 (2012.10.30更新) |
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常設展示室内では現在、期間限定で長崎県壱岐市と兵庫県朝来市の 「歴史文化比較交流展」を開催しております。 両市は友好都市を結んでいますが、きっかけは江戸中期に遡ります。 江戸時代中期にあたる1738年12月、朝来では租税の引き下げなどを要求するために農民一揆が起こりました。この一揆軍として村民約3000人を率いた一人が、小山弥兵衛です。しかしながら一揆はのちに鎮圧され 小山弥兵衛は罪に問われ、壱岐島へ遠島(流罪)されるのです。 弥兵衛は、壱岐島に遠島後、島民へ読み書きを教えたるなど島の発展に貢献しました。 当比較展では、朝来から珍しい把手付き弥生土器を3点展示し、また併せて壱岐・原の辻遺跡から出土した 把手が付けられた土器を比較展示しております。
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