【展示替えニュース】初公開!弥生早期・縄文終末期の突帯文土器/弥生時代のお米 (2013.03.12更新) |
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常設展示室「一支国トピック」の比較展示コーナーでは、展示替えをおこなっております。 限られた期間の展示となりますので、お早めのご観覧をお勧めいたします。
■初公開資料 突帯文土器(とったいもんどき) 写真左 【刻目突帯文土器(甕)】串山ミルメ浦出土 弥生時代早期(約2300年前) 稲作農耕文化が西日本地域に伝来する弥生時代早期に用いられていたものです。佐賀県唐津市にある菜畑(なばたけ)遺跡をはじめとした、農耕集落の起源を代表する遺跡からも、類似した土器が発見されています。 壱岐の弥生時代のはじまりを裏付ける貴重な資料です。
写真左下 【刻目突帯文土器片(甕)】名切遺跡出土 縄文時代晩期〜終末期(約3000年前から2300年前) 口縁部先端とその下部に三角形状の突帯を2条巡らし、その突帯には等間隔の刻目が入り文様の施しが かすかに残っていることが間近でご覧いただけます。
■炭化米(たんかまい) 【炭化米】原の辻遺跡出土 弥生時代中期(約2200年前から2000年前) 平成17年度原の辻遺跡発掘調査において、床面に炭化米が堆積した貯蔵穴が発見されました。炭化していない米は腐って消失してしまいますが、炭化した米は長い年月そのままの状態で残ることができます。
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