特別講座リポート『文化財にみる漆〜伝わるもの遺す力〜』 (2014.02.23更新) |
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今回の講師 野中昭美氏は岩手県盛岡市のもりおか歴史文化館より、はるばる1100Kmの道のりをお越し下さいました。テーマは漆です。 最近はプラスチックにとって代わられめっきり数の減ってしまいましたが、縄文時代から調度品や武器、工芸品などとして連綿と受け継がれてきた様々な漆製品を紹介して下さいました。また、漆を樹木から採取し、製品化するまでの気の遠くなる工程を知ると、その価値は値段ではないとあらためて思わされました。 講座の最後は、お持ちいただいた漆の原液や工芸で使用する道具などを実際に触れることもでき、参加者からは質問多数で、30分延長になるほどの盛況ぶりでした。
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